中京競馬場チャンピオンズカップ(2015)の予想と本命◎
今月から中京競馬場が開催だ。6日(日)はダート王者決定戦のチャンピオンズカップ(G?)が開催される。今年は注目したいのは大物の3頭だ。
3強の取捨選択
昨年の同レースの覇者・ホッコータルマエ(牡6)、JBCクラシック2連覇を果たしたコパノリッキー(牡5)、そして現在重賞3連勝中と波にノるダート界の新星ノンコノユメ(牡3)だ。実績的にはこの3頭が抜けていると見ており、まずはここから中心に予想をしていきたい。
まずホッコータルマエはアタマからは外したいと思う。確かに強い馬で、ダート界では一流の馬。ただ、今回はそれ以上にコパノリッキーとノンコノユメを評価しているのでアタマで予想するならこの2頭のどちらかにしたい。
コパノリッキーは逃げか2番手
コパノリッキーは近4戦で武豊騎手を騎手に迎えており、【3-0-1-0】と優秀。逃げ馬だが、何が何でもハナをきりたいという馬でもない。同じ舞台である中京1800mの東海Sでは逃げたニホンピロアワーズの2番手追走でも最期は交わして伸びて優勝した。とにかく揉まれないで走るということが重要で、気持よく走らせることができれば良いのだ。こういう馬は武豊と相性が非常に良い。チャンピオンズカップ(当時ジャパンカップダート)で4勝している経験がある騎手ということもあって非常に心強い。
今回ニホンピロアワーズも出走するが、東海S以来行き脚がつかないレースが続いている。8歳だしニホンピロアワーズは割り引いて考えたい。逃げで注意しているのはむしろコーリンベリー。4際牝馬でJBCスプリントでは逃げ切って優勝しているし、スタートはいつも良い。コーリンベリーがハナをきってもその後ろの2番手を追走して揉まれないで気持よく走らせる、というのがとりあえず最低条件だろう。癖の少ない中京コースだし、条件さえ満たしていればあとは後ろを抑えれるかどうか、馬の頑張り次第といったところか。
ノンコノユメ見せ場作れるか
後ろから来る馬で一番注目しているのがノンコノユメ。後方10番手くらいにいると思ったらラスト200mのギリギリのところで一気に全頭捲ってくる。まるで芝の上を走っているのではないかと思えるくらいの瞬発力だ。中京は初めてだがこの脚がここでも出せるならコパノリッキーも差せる。展開を考えた時に、ホッコータルマエはコパノリッキーのすぐ後ろでマークしながら競馬をする可能性は高く、コパノリッキーも決して楽な競馬にはならないだろう。この2頭が前でバチバチやればやるほどノンコノユメにとっては有利な展開になるはずだ。見どころである最期の直線は見逃せない。
初の輸送で不安もあるが、斤量が2kg減でまだまだ若い馬。条件的にはそこまで悪く無い。3歳で中央のダートG?を優勝したのはクロフネ、カネヒキリ、アロンダイトの3頭のみとダートの歴代名馬たちが並ぶが、そこに並び立つことはできるだろうか。強い馬が揃っているが十分にチャンスはあると思っている。
まとめ
個人的にはコパノリッキーの方が連は堅いかなと思っているので、軸にしたいのはコパノリッキー。対抗馬にノンコノユメ。これに人気薄を少々。気になっているのはダートの鬼・岩田康誠騎手が手綱を握るローマンレジェンド(牡7)、2枠4番と絶好枠でM.デムーロ騎手が手綱を握るサンビスタ(牝6)、中央のみやこSを優勝したロワジャルダン(牡4)の3頭。
以上、以下のような予想結果になった。
◎コパノリッキー
◯ノンコノユメ
▲ローマンレジェンド
△サンビスタ
△ロワジャルダン
↓↓↓
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