【チャンピオンズカップ2016】アウォーディー、中間も順調そのもの。
現在6連勝中(重賞5連勝中)のアウォーディーが7連勝中でダート界の統一王者を目指す。
昨年の秋にダートに転身し、早1年が経つ。初戦の準オープンを快勝してからは中央・地方の重賞を次々に勝っていき、未だダート無敗で今や日本ダート界不動のエースにまで成り上がった。
前走は地方交流重賞のJBCクラシック(G1、川崎・ダ2100m)を優勝。初のG1挑戦だったにも関わらず、G1・10勝馬のホッコータルマエや、昨年のJBCクラシック2着のサウンドトゥルー、昨年のジャパンダートダービーの勝ち馬ノンコノユメといった強豪をおさえての快勝だった。
「ダート界も世代交代」、「現役ダート最強馬」と称賛の声が飛び交い、来年春にはドバイ遠征のプランも浮上してきたが、まずはチャンピオンズCで中央G1制覇を狙う。
昨年は条件戦を主戦場に合計8戦を走ったが、今年はまだ重賞のみの計4戦。中間も順調そのもので、先週のCWでは3頭併せで6F83秒6?38秒7、1F12秒4と楽々の先着。相変わらずソラ使うようなので早め抜け出す競馬になった時には警戒したいが、状態は良さそうで中央G1でも間違いなく勝ち負けするだろう。
母は天皇賞秋で見事な差し切り勝ちをおさめたヘヴンリーロマンスという良血で、この時のジョッキーは現在アウォーディーを管理する元騎手で調教師の松永幹夫師、そして現在の鞍上は先週もキタサンブラックで競馬場を大いに沸かせた天才・武豊騎手という黄金コンビだ。
2005年 第132回天皇賞・秋 勝ち馬ヘヴンリーロマンスと元騎手の松永幹夫
血統、厩舎、オーナー、騎手、これだけそろえば負けるはずがないと思ってしまう。中央G1制覇獲得へ向けてさらなる活躍に期待したい。
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